戸塚区医師会では新型コロナウイルス感染により自宅療養となられている方たちの見守り事業「コロナサポート戸塚」を開始します。当事業では重傷者の対応のみを目的とした神奈川モデルの枠にとらわれることなく、新型コロナウイルス感染により自宅療養を余儀なくされて、不安に苦しまれている軽症の方の医療的なご相談にも対応できるようにめざします。
診療には当会会員の存在する複数の医療機関より有志の医師が登録されており、まず、オンライン診療の形で直接医師が顔色を拝見しながら診療を行い、状況を確認します。オンライン診療を行うことが可能な機器のない方は、登録の依頼を代行してもらい、電話での診療とすることも可能です。状態が悪化し、医師が必要と判断した場合には、区内の適切な病院に入院の手配をお手伝い、もしくは訪問診療を行います。
横浜市では入院できる病床がしっかり確保されている中で、後方支援病院では軽症者もしくはすでにピークを越えて再度重症化するリスクが少ないとされる患者の管理を行うようにすみわけを行いながら、各病院の能力が効率的に活かされるような対応に取り組んできました。当事業ではその下流に、必要に応じて訪問診療を追加しながら自宅療養で対応できる体制の追加を行います。
利用について
対象者 | 新型コロナウイルス感染により自宅療養を余儀なくされている方(戸塚区内在住者限定) |
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利用時間 | 月~土 原則PM12時からPM2時(日祝を除く) 年末年始休み(令和3年12月30日~令和4年1月3日) |
費用 | 無料 新型コロナウイルス感染者では、感染に関連した医療費は公費補助となり、実費を患者さんがお支払いすることはありません。ただし、逆に、感染と関係のない高血圧や糖尿病の薬剤の処方等には対応しませんのでご了承ください。 |
必要なもの |
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利用方法 | スマートフォン等より、掲載されているホームページに入り、オンライン診療システム「Curon TypeC」をご利用いただく形となります。 https://patient-tc.curon.co/reservation_top/dbf0663a-00ae-4e1d-b318-3cd75ef3ecf2 |
注意点 | このシステムでは担当医師の振り分けを行うことが一つの目標となっているため、当システムを利用した診療は原則1人1回のみとなります。 感染と関係のない高血圧や糖尿病の薬剤の処方等は通常の保険での対応となり、自己負担分が発生しますので、この場合は担当医療機関のシステムに切り替えて改めて御診察を受けていただくようになります。 継続診療が必要な場合、2回目以降のオンライン診療は担当医師の医療機関のシステムをご利用いただきます。 |
個人情報について
このシステムでは参加医療機関が情報を共有し、協力し合いながら診療を行うシステムとなっていることをご理解ください。
戸塚区医師会では令和3年12月より新型コロナウイルス自宅療養者見守り事業「コロナサポート戸塚」を立ち上げ、第6波に対応してきました。令和4年3月21日に神奈川県の「まん延防止等重点措置」が解除され利用者も減少しておりますので、当事業は令和4年3月31日に終了し、当事業参加医療機関がそれぞれの医療機関で対応を行っていくという形にいったん戻します。区内の医療資源を最大に活かすべく、熱発者・検査対応に関する当事業参加医療機関の情報共有は引き続き継続されますのでご安心ください。将来また必要が生じれば、戸塚区医師会としてあるいは形を変えながら区民の健康を守るための取り組みを行っていきますので医師会会員の先生方を通じて、医師会にご要望をくださるようお願いいたします。